ブリティッシュ・プライドのホームページをご覧いただきましてありがとうございます。

私は、これまで30年以上にわたって「イギリス」を日本に広める活動をしてまいりましたが、「最近は”アフタヌーンティーサロンのオーナーのおじさま”というイメージが定着してしまっている」と周囲から教えられ、もう少し違う側面もあることを知っていただきたく、ホームページをリニューアルしました。

折しもコロナの影響を受けたことで、イベント＆ツアー主体であったこれまでのホームページの構成にも無理がありましたので、私の経歴をブログ風にまとめる構成にしてみました。「経歴」のセクションは時系列で私が主体として関わってきた媒体のことを、「ビジネス」のセクションは今の仕事の内容について舞台裏的なコメントも交えてまとめてあります。

私の今の活動のメインとなるのはアフタヌーンティーサロンではありますが、これは編集者としての活動の積み重ねがあるからこそです。これなくしてはスリーティアーズは成立しませんし、百貨店催事もイベント企画も成り立ちません。イギリス人からも日本のイギリス業界からも高い信頼を得ているのは、「雑誌作り」という、言ってみれば自分自身をすべてさらけ出さないとできないビジネスを20年以上にわたって継続してきたということへの評価だと思っています。

雑誌作りで私が意識してきたことは、自分だからできることはなにか、自分にしかできないことはなにか、そして自分の活動（本づくり）を通じて人にどれだけ喜んでもらえるか・・・ということでした。どれだけ実現できたかは自信ありませんが、「関わる人すべてがハッピーになるような仕事をしたい」といつも心がけてきました。いまは仕事の内容が雑誌作りではなくティールーム運営やスコーン作りに変わりましたが、活動の舞台は変われどもこの考え方だけは変わることはないと思います。

なにを伝えたかったのかよくわからなくなってきましたが（笑）、どこからでもさらりと読めると思いますので、お時間のあるときにパラパラと雑誌を眺めるようにホームページをご覧いただけるとうれしいです。

新宅久起
ブリティッシュ・プライド代表／スリーティアーズオーナー