Part3. 私の仕事の舞台裏へ

スリーティアーズという舞台

アフタヌーンティー専門サロン「スリーティアーズ」をオープンしたのは2019年7月のこと。それまで催事以外では飲食業に関わったことがない者がいきなりお店を、それも完全予約制のアフタヌーンティー専門店を始めるということで、周囲からは不安視する声だらけでした。

もちろん私自身も不安いっぱいでしたが(笑)、あの築80年の洋館と出会ってしまった後では、不安よりも「この空間でアフタヌーンティーを提供したらどんなに素敵だろう」という気持ちの方が強かったのです。また、幸いにもさまざまな分野のエキスパートのサポートがあったことで、オープン前から「これは特別な店になりそう」という予感がありました。

店がオープンすると次から次へと課題が出てきて、それに対応するだけで精一杯の日々が続きましたが、徐々にお店運営の面白さを感じるようになってきます。手をかければかけるほどお店はよくなっていくということがわかってからは、ご近所から「ここに住んでるんですか?」と聞かれるくらいに(笑)スリーティアーズに時間を費やしています。

気がつけばスリーティアーズは「3ヶ月先まで予約がいっぱいの店」になり、お客様からの期待は高まる一方です。「誰かに運営を任せて、オーナーがいなくても回っていくお店にしないと」と周囲からアドバイスをもらうこともあるのですが、そんなことはあり得ない。私は常にバトラー役としてアフタンーンティーの空間に居続けるつもりです。


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